Laszlo Budatest  information

石橋 直樹

我々株式会社チェント・トレンタは、

 

長らくHEINRICH DINKELACKER(ハインリッヒディンケラッカー)の正規代理店を務めてきた

 

株式会社Aidas(アイダス)と7月15日付にて正式にグループ会社化し、

 

今後はチェントトレンタ主導の下で運営してまいります。

 

ハインリッヒディンケラッカーを筆頭に多くの舶来品を紹介してきたAidas社の意志を受け継ぎ、

 

まだ見ぬ名品をご紹介してまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 


惜しくも2021年に生産体制を変更し、

 

これまでの140年を越えて技術を受け継いだ工場から、

 

スペインの工場でのグッドイヤー製法で作られた靴となったHEINRICH DINKELACKER。

 

「革靴のロールスロイス」と呼ばれ親しまれたこのブランドの変遷に、

 

多くの革靴ファンが落胆をしたことでしょう。

 

その変化は決して喜ばしいものではなく、

 

そのままロールスロイスに例えるなら、

 

外側だけを似せて作り内装やエンジンは全て他社製となったようなもの。

 

これまでHEINRICH DINKELACKERをたらしめていた、

 

手作業によってのみ醸し出されるオーラは失われてしまったのです。

 

 

その事態に困惑したのは我々も同じです。

 

2021年6月にHEINRICH DINKELACKERの直営店としてオープンしたこの店は、

 

その後の工場移転とそれに伴う製法の変化に戸惑い、

 

結果として急遽、取扱いを停止することとなりました。

 

時代はコロナ禍の真っ最中。

 

正確な状況の把握もできず、対応しようにも本国へ赴くことができない中、

 

ただ取り扱う商品の消失という時代に直面したのです。

 

 

ですが、決して諦めることはありませんでした。

 

その後も水面下にて各方面とコンタクトを取り続け、

 

ブタペスト生産時代の旧HEINRICH DINKELACKERに所属していたマイスターと交渉、

 

複数のマイスターたちが移籍をした工房と接触することに成功し、

 

彼らと共にHEINRICH DINKELACKERの正当な技術を継承するアイテム作りを着々と進めていたのです。

 

 

「靴のロールスロイス 再び」

 

 

それをスローガンに、新たなブランドをご紹介いたします。

 

「Laszlo Budapest」

 

「ラズロ」と読むこの名前の由来は、人の名前です。

 

英語圏で言うところのジョン、日本で言えば太郎のような、東欧圏では最も多い名前を冠し、

 

靴としての普遍性を表現しています。

 

工房の所在地はもちろんブタペスト。

 

ハンガリーに受け継がれる手作業による靴作りを今も継承できている、

 

数少ない工房の一つです。

 

「Laszlo」というブランドネームは以前から存在していましたので、

 

ハンガリー靴を愛する方のごく一部、極めて靴がお好きな方でしたら、

 

もしかすと耳にされたことがあるかもしれません。

 

ですが、ほとんどの方にとっては初めて聞くブランドとなったことでしょう。

 

 

HEINRICH DINKELACKERのマイスターと直接的な関係性を維持できていた弊社だからこそ実現できた、

 

日本唯一の取り扱いとなります。

 

laszlo

laszlo

Last name:Budapest
Leather:Black calf / Brown scotchgrain
Price:¥140,800-(tax included)

 

旧「Rio」を彷彿とさせる、ハンガリーでは「ブタペスター」などと呼ばれる伝統的なスタイルの一足。

 

ぽってりとしたトゥ先の造形と重量感のあるトリプルソールが特徴的な、

 

Laszloの片翼を担うモデルです。

 

旧「Rio」との違いはアイレットの数。

 

Rioでは4穴だったアイレットが5つに増え、

 

それに伴って羽根の形状も変わったことで、より引き締まった印象となりました。

 

laszlo

laszlo

Last name:Vinna
Leather:Black calf / Brown scotchgrain
Price:¥148,500-(tax included)

 

こちらは旧「Buda」を引き継ぐ「Vienna(ヴィエナ)」。

 

Rioより一段シャープになったトゥの細さを受け継ぎ、

 

Budapestに比べてすっきりした印象の木型です。

 

最大の個性であった超絶技巧「辮髪縫い」も健在で、

 

この縫いにしか出せない圧倒的なオーラを纏うLaszloのもう片翼となります。

 

こちらもBudaと異なりアイレットは5つに。

 

Budaが3アイレットであったことから、比較すると見た目にはかなり差異があります。

 

 

そして、両モデル共通で改良されたのが、インソールのクオリティです。

 

HEINRICH DINKELACKERdでは足裏の半分までにしかインソールを貼っていない「ハーフソック」が定番でしたが、

 

Laszloには足裏全面に敷かれたフルソックを採用しています。

 

これは、しばらく着用するとインソールが剥がれてくるというご意見に加え、

 

足全体へのフィット感の向上を行うために特注した仕様。

 

既成靴にフルソックを採用しているのは、非常に珍しいことです。

 

また、土踏まずの部分に高い盛り上がりとクッションを配され、

 

独特のアーチサポートもなされています。


 

以上のようにLaszloでは、

 

引き継がれたものだけでなく、より改良された部分も多く見受けられます。

 

「靴のロールスロイス 再び…」

 

冒頭でも述べたように、それが一つのスローガンではありますが、

 

「靴のロールスロイス 越えて」というのが本当の気持ちだと言えるかもしれません。

 

 

これまでHEINRICH DINKELACKERをご愛用されていた方、

 

またはいつかHEINRICH DINKELACKERを欲しいと思っておられた方、

 

それぞれの皆様にご納得をいただける素晴らしい靴となりました。

 

ぜひ現物を手に取り、その目でその手でお確かめくださいませ。

 

 

店舗にてお待ち申し上げております。

 


 

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